こんにちは、トラセルです。
前回の「フジクラ/ファナックで炎上した話」に続き、またしても私の恥ずかしい投資失敗談を公開します。 今回のテーマは、皆さんも一度は気になったことがあるであろう「ビットコイン(仮想通貨)」です。
結論から言うと、トランプ大統領就任時などの「これから仮想通貨が来る!」という期待感に乗り遅れまいと手を出したものの、時すでに遅し。世の中の資金はすでにAI相場へと移っており、見事な下落トレンドに巻き込まれました。
結果的に約25.2万円の損失を出して撤退することになりました。
流行りに飛び乗るのも危険ですが、「旬を過ぎたものに手を出すのはさらに危険」という、身をもって学んだ教訓をお伝えします。
取引のサマリー:約1年にわたるナンピン買いの末路
まずは、私の全取引履歴をまとめたサマリーをご覧ください。
- 取引期間: 2025年6月 〜 2026年5月(約1年間)
- 総購入数量: 約 0.06976 BTC
- 総購入金額: 約 110.7万円 (平均取得単価:約 1,586万円/BTC)
- 総売却金額: 約 85.4万円 (売却単価:約 1,225万円/BTC)
- 最終損益: 約 -25.2万円
高値掴みから「ナンピンの沼」へ
取引履歴を振り返ると、私の焦りと心理状態が手に取るようにわかります。
2025年6月頃から「仮想通貨の波に乗り遅れたくない」と少額で買い始め、7月にはスプレッド(手数料)が割高な「販売所」で、1BTC=1,800万円台という当時の最高値圏で約22万円分も一気に高値掴みをしてしまいました。
その後、価格が下がるたびに「今は調整局面だ、安く買えるチャンスだ」と自分に言い聞かせ、8月(1,600万円台〜1,700万円台)、11月(1,300万円台)、そして2026年2月(1,000万円台)と、ダラダラとナンピン買い(価格が下がった時に買い増して平均取得単価を下げる手法)を続けてしまったのです。
完全に下落トレンドに捕まっていたにも関わらず、総額110万円以上を突っ込んでしまいました。
なぜこんな失敗をしたのか?
「乗り遅れたくない」という焦りと、相場の見誤り
私がビットコインを買い始めた2025年半ばは、世間ではまだ「トランプ政権の仮想通貨推進」への期待が残っているように見えました。 しかし、実際の金融市場のメインストリーム(主戦場)は、すでに半導体やAI関連銘柄へと完全に移行していました。
前回のフジクラ株の失敗(FOMOによる高値掴み)と根っこは同じです。「もしかしたら、また爆上がりするかも」という淡い期待と、「まだ儲かるチャンスがあるはずだ」という執着に縛られていたのです。
旬を過ぎた相場は「ババ抜き」である
株式でも仮想通貨でも、相場には「旬」があります。 機関投資家やアーリーアダプターたちが利益を確定して去った後、私のような情報弱者が「まだ上がるはず」と買いに向かう。これはまさにババ抜きです。
明確な次のトレンドが来ているのに、過去の栄光にすがってしまったことが最大の敗因です。
そして迎えた「ギブアップ(全決済)」
ダラダラと含み損を抱える日々が続きましたが、ついに2026年5月25日、耐えきれずに保有していたBTCを全て成行で売却しました。
売却時のレートは約1,224万円。 トータルで約25.2万円の高い勉強代を払うことになりました。
しかし、不思議と心は晴れやかでした。 「いつか上がるかも」という根拠のないお祈り投資から解放され、ようやく現実を受け入れることができたからです。
今回の教訓
今回の25万円超の損失から得た教訓は以下の通りです。
- 流行りに飛び乗るのは危険だが、「旬を過ぎたもの」を追うのはさらに危険(資金の向かう先を見極める)。
- ルールなき「ナンピン買い」は傷口を広げるだけ。下落トレンドには逆らわない。
- 自分が理解できないもの、コントロールできないもの(ボラティリティが高すぎるもの)には手を出さない。
前回の個別株、今回のビットコインと、自分の欲深さとルールの甘さが浮き彫りになった失敗でした。
やはり私には、淡々と世界経済の成長に乗る「インデックス投資の積立」が一番合っていると心底実感しました。派手さはありませんが、夜ぐっすり眠れる資産運用が一番です。
皆さんも、私のこの痛い失敗を教訓にして、「今更感のある投資話」には十分気をつけてくださいね!


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